このページでは【法令編】に続く【物化編】として、過去問等を参考に危険物取扱者試験の本試験を意識して作成した実践問題と解説を提供しています。試験対策として、知識の確認や引っ掛けパターンの把握などにご活用ください。各問題文の下の[解答の表示/非表示]をクリックすることで解答・解説部分を表示したり隠したりできます。解答・解説を隠した状態で問題を解き、その後で解答・解説を表示して答え合わせや知識の確認をすると良いでしょう。(問題は随時追加中です)

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問題1(燃焼の種類)

次の物質のうち、通常どちらも表面燃焼であるものはどれか

1 ガソリン、エタノール

2 ナフタレン、金属粉

3 硫黄、木材

4 石炭、木炭

5 コークス、木炭

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問題2(完全燃焼に必要な酸素量)

アセトン(CH3COCH3)を標準状態(0℃、1気圧、(1.013×105Pa))において、11.6g完全燃焼させた。このとき必要な理論上の酸素量として、次のうち最も近い値はどれか。
なお、1モルのアセトンが完全燃焼したときの反応式は、次の式で表される。
C3H6O + 4 O2   →  3 CO2 + 3 H2O 
ただし、原子量は、炭素(C)12、水素(H)1、酸素(O)16 とする。

① 3L ② 6L ③ 9L ④ 12L ⑤ 18L
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問題3(消火剤の種類と特徴)

消火剤について、次のうち誤っているものを1つ選べ
1 一般の泡消火剤は、アルコール類やアセトン等の水溶性液体の火災に不適である
2 リン酸塩類を主成分とする消火粉末は、油火災と電気火災に適応するが、普通火災には適応しない
3 二酸化炭素は、極めて安定な不燃性ガスの性質と、空気より重い性質を利用した消火剤であり、窒息効果がある
4 ハロン1301は、窒息効果のほか、燃焼抑制効果(負触媒作用)ももっている
5 強化液は、炭酸カリウムを主成分とする水溶液であり、水による冷却効果に加え、再燃防止効果もある
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問題4(静電気の帯電)

液体危険物が静電気を帯電しやすい条件について、次のうち誤っているものを1つ選べ
1 導電性の低い液体が、配管を流れたとき
2 圧力をかけられた液体が、ノズル、亀裂等の断面積の小さな開口部から噴出したとき
3 液体相互または液体と粉体等とを混合・撹拌したとき
4 直射日光に長時間、さらされたとき
5 液体が液滴となって、空気中に放射されたとき
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問題5(空気の性状)

空気の一般的性状として、次のうち誤っているものはどれか
1 窒素には、可燃物の急激な燃焼を抑制する働きがある
2 空気と軽油を、ディーゼルエンジンで燃焼させると、窒素酸化物が発生しやすい
3 空気中の水蒸気は、可燃物の燃焼に影響を与える
4 乾燥した空気の組成は、季節、地域により大きく異なる
5 ろうそくの燃焼では、空気中の酸素を利用している
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問題6(凝固点降下)

次の文の( )内のAおよびBに当てはまる語句の組合せとして正しいものはどれか。

「溶液の凝固点は、純粋な溶媒の凝固点より低くなる。これを溶液の凝固点降下といい、純粋な溶媒の凝固点との差を凝固点降下度という。希薄溶液の凝固点降下度は、(A)の種類によらず、溶質の質量モル濃度に(B)する。」

1 A-溶液、B- 比例
2 A-溶質、B- 比例
3 A-溶質、B- 反比例
4 A-溶媒、B- 比例
5 A-溶媒、B- 反比例
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問題7(コロイド溶液の特徴)

以下のコロイド溶液に関する現象とその現象の名前について、両方とも正しいものを1つ選べ
1 コロイド溶液に横から光束を当てると、コロイド粒子が光を散乱させるため、光の通り道が明るく光って見える — 電気泳動
2 コロイド溶液のコロイド粒子は、水分子が不規則に衝突しているため、ふるえるように不規則に振動している — チンダル現象
3 親水コロイド溶液に少量の電解質を加えると、コロイド粒子は互いに反発力を失ってくっつき合い、大きくなって沈澱する — 凝析
4 疎水コロイド溶液に親水コロイド溶液を加えると、親水コロイド粒子が疎水コロイド粒子を取り囲んで凝析を防ぐことがある — 保護コロイド
5 コロイド溶液に電極を入れ、直流の電源につなぐと、帯電しているコロイド粒子は同じ符号の電極側に移動する — ブラウン運動
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問題8(炭化水素の同定)

0℃、1.013×105Pa(1気圧)において、1.12Lの容器に封入されている気体の炭化水素に、過剰の酸素を圧入して完全燃焼させて冷却し、生成した水を集めたところ3.6gであった。
この炭化水素に適当な触媒を用いて水素を最大限に付加させたところ、炭化水素と同容量の水素を消費した。
この炭化水素として、次のうち正しいものはどれか

1 アセチレン
2 エチレン
3 エタン
4 プロパン
5 イソブチレン
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問題9(有機化合物の特性)

有機化合物の特性として、次のうち誤っているものはどれか
1 無機化合物に比べ、種類が多い
2 無機化合物に比べて、沸点及び融点は低い
3 成分元素は主体が炭素、水素、酸素、窒素等で、構成する元素の数は少ない
4 完全燃焼すると、二酸化炭素とアンモニアが発生するものが多い
5 結合の仕方の相違から組成が同じであっても性質の異なる異性体が存在する
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問題10(燃焼)

燃焼の一般的特徴について、次のA~Eのうち適切なもののみの組合せはどれか
A 粉塵の着火に必要なエネルギーは、粉塵の濃度により変化する
B 可燃性気体と酸素との混合気体は、圧力が高くなると酸化反応の速度が増して燃焼しやすくなる
C 可燃物は、燃焼熱が小さいほど燃焼しやすい
D 固体を粉末状にすると、融点や沸点が低くなるため燃焼しやすくなる
E 固体は、熱伝導率が小さいほど着火しやすい

1 A・B・C
2 A・B・E
3 A・C・E
4 B・C・E
5 C・D・E
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問題11(可燃性液体の物性値)

次の性状を有する可燃性液体についての説明で、正しいものはどれか。
液体の比重………………0.87
引火点……………………-18℃
沸点………………………56.5℃
蒸気比重(空気=1)……2.0
発火点……………………537℃

1 この液体2kgの容量は1.74Lである
2 空気中で引火するのに十分な濃度の蒸気を、液面上に発生する最低の液温は-18℃である
3 56.5℃になるまでは、飽和蒸気圧とならない
4 発生する蒸気の重さは、水蒸気の重さの約2倍である
5 炎を近づけても、537℃になるまでは燃焼しない
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問題12(完全燃焼に必要な酸素量の計算)

以下の各物質1molが完全燃焼する場合、酸素量が最も多く必要な物質はどれか
1 C3H7OH
2 CH3COCH3
3 C2H5OC2H5
4 CH3COC2H5
5 CH3COOC2H5
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問題13(泡消火剤)

泡消火剤の一般的な説明について、次のうち正しいものを1つ選べ
1 たん白泡消火剤の泡は界面活性剤の泡よりも熱に強いが、風による消泡や飛散が多い。
2 界面活性剤の泡消火剤は、油が染み込んだ繊維類の内部にも浸透しやすい。
3 界面活性剤の泡は、たん白泡消火剤の泡に比較して、液面上での広がり速度は小さいが、風の影響を受けにくい
4 化学泡消火器から生成する泡の気体は窒素である
5 たん白泡消火剤の起泡性は、界面活性剤よりも優れる
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