【甲種危険物取扱者試験】独学1ヶ月で合格する実践問題集(法令編)
語呂合わせのほうが一段落ついたので、過去問等を参考に危険物取扱者試験の本試験を意識して作成した実践問題と解説を提供していきます。試験対策として、知識の確認や引っ掛けパターンの把握などにご活用ください。解答・解説はnoteで有料公開しています。(問題は随時追加中です)
関連記事
- 甲種危険物取扱者試験ひそかに合格しました
- 【甲種危険物取扱者試験】独学1ヶ月で合格する語呂合わせ
- 【甲種危険物取扱者試験】独学1ヶ月で合格する実践問題集(物化編)
- 【甲種危険物取扱者試験】独学1ヶ月で合格する実践問題集(性消編)
問題1(危険物の分類と品名)
法に定める各類の危険物の性質、品名について、次のA~Fの記述のうち誤っているものの組み合わせとして正しいものはどれか。
A 第1類の危険物は酸化性固体で、塩素酸塩類、無機過酸化物等がある。
B 第2類の危険物は可燃性固体で、硫黄、黄りん等がある。
C 第3類の危険物は自然発火性物質及び禁水性物質で、カリウム、アルキルアルミニウム等がある。
D 第4類の危険物は引火性液体で、ジエチルエーテル、ガソリン等がある。
E 第5類の危険物は自己反応性物質で、過酸化水素、ニトロベンゼン等がある。
F 第6類の危険物は酸化性液体で、硝酸エステル類、ハロゲン間化合物等がある。
1 (A・B・D)
2 (B・D・E)
3 (B・E・F)
4 (C・D・F)
5 (C・E・F)
問題2(第4類危険物)
法別表第1に掲げる第4類の危険物に該当しないものを1つ選べ。
1 特殊引火物
2 第1石油類
3 引火性固体
4 アルコール類
5 動植物油類
問題3(危険物の品名)
次のA~Eのうち、法別表第1に危険物の品名として掲げられているものの組み合わせとして正しいものはどれか。
A プロパン
B 過塩素酸
C カリウム
D 水素
E 硫黄
1 (A・B・C) 2 (A・B・D) 3 (B・C・D) 3 (B・C・E) 4 (C・D・E)
問題4(金属粉の範囲)
法別表第1の備考には、危険物として規制される金属粉の範囲について明記されているが、次のうち金属粉に該当するものの組合せとして正しいものはどれか。ただし、いずれも目開きが150μmの網ふるいを通過するものが50%以上のものとする
A 亜鉛粉
B ニッケル粉
C アルミニウム粉
D 銅粉
E 鉄粉
F マグネシウム粉
1 A・C
2 A・E
3 B・D
4 B・F
5 C・E
問題5(アルコール類の定義)
法令上のアルコール類の定義について、次の文のA・Bに当てはまる語句の組み合わせとして正しいものを答えよ
「アルコール類とは、1分子を構成する炭素原子の数が(A)までの飽和1価アルコール(変性アルコールを含む)をいうが、その含有量が(B)%未満の水溶液は除く」
1 A:2 B:60
2 A:2 B:70
3 A:3 B:60
4 A:3 B:70
5 A:4 B:70
問題6(第4類危険物の分類)
法令上、第4類危険物に関する記述として、誤っているものを2つ選べ
1 第1石油類とは、ガソリン、アセトンのほか、温度20℃のとき液状であって発火点が100℃以下のもの、又は引火点が-20℃以下で沸点が40℃以下のものをいう
2 第2石油類とは、灯油及び軽油のほか、温度20℃のとき液状であって引火点が-20℃以上70℃未満のものをいう
3 第3石油類とは、重油及びクレオソート油のほか、温度20℃のとき液状であって、引火点が70℃以上200℃未満のものをいう
4 第4石油類とは、ギヤー油、シリンダー油のほか、温度20℃のとき液状であって、引火点が200℃以上250℃未満のものをいう
5 動植物油とは、動物の脂肉又は植物の種子、もしくは果肉から抽出したものであって、1気圧において引火点が250℃未満のものをいう
問題7(指定数量)
危険物の指定数量について、法令上、正しい記述を1つ選べ
1 液体の危険物の指定数量はすべてリットルで定められている
2 特殊引火物の指定数量は、水溶性と非水溶性では異なる
3 品名および性質が同じでも指定数量が異なるものもある
4 指定数量の5分の1以上で指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱う場合は市町村条例で規制されている
5 指定数量以上の危険物に関しては都道府県条例で規制されている
問題8(指定数量の倍数計算)
以下の危険物を貯蔵している屋内貯蔵所は、指定数量の何倍の危険物を貯蔵していることになるか
・アセトアルデヒド:200L
・ガソリン:800L
・灯油:5000L
・重油:4000L
・ギヤー油:9000L
問題9(指定数量の倍数計算)
以下の品名・量の危険物を貯蔵する貯蔵所のうち、指定数量の倍数が最も大きいものを選べ。
1 ジエチルエーテル:200L トルエン:400L
2 ベンゼン:1000L クレオソート油:2000L
3 ギヤー油:6000L 重油:4000L
4 エタノール:2000L キシレン:2000L
5 1-プロパノール:1000L 1-ブタノール:2000L
問題11(製造所等の区分)
法令に定める製造所等の区分の説明として、誤っているものを1つ選べ。
1 屋内貯蔵所:屋内の場所において危険物を貯蔵し、又は取り扱う貯蔵所
2 移動タンク貯蔵所:鉄道及び車両に固定されたタンクにおいて危険物を貯蔵し、または取り扱う貯蔵所
3 給油取扱所:固定した給油施設によって自動車などの燃料タンクに直接給油するための危険物を取り扱う取扱所
4 屋外タンク貯蔵所:屋外にあるタンクにおいて危険物を貯蔵し、または取り扱う貯蔵所
5 第1種販売取扱所:店舗において容器入りのままで販売するため指定数量の15倍以下の危険物を取り扱う取扱所
問題12(製造所等における品目・数量の制限)
法令上、指定数量の倍数が50のガソリンを貯蔵し、又は取り扱うことができない製造所等の組み合わせとして正しいものを1つ選べ。
1 屋外貯蔵所 屋外タンク貯蔵所
2 屋外貯蔵所 販売取扱所
3 移動タンク貯蔵所 販売取扱所
4 移動タンク貯蔵所 屋外タンク貯蔵所
5 屋外タンク貯蔵所 一般取扱所
問題13(製造所等の区分)
法令に定める製造所等の区分の説明として、正しいものを1つ選べ。
1 屋内貯蔵所は、屋内にあるタンクにおいて危険物を貯蔵し、又は取り扱う貯蔵所をいう。
2 一般取扱所とは、給油取扱所、販売取扱所、移送取扱所以外の危険物の取り扱いをする取扱所をいう。
3 屋外貯蔵所は、屋外にあるタンクにおいて危険物を貯蔵し又は取り扱う貯蔵所をいう。
4 第2種販売取扱所は、店舗において容器入りのままで販売するための危険物を取り扱うもので、指定数量の倍数が15倍以下の取扱所をいう。
5 地下タンク貯蔵所は、建築物の地階に設けられているタンクにおいて危険物を貯蔵し、又は取り扱う貯蔵所をいう。
問題14(予防規程)
法令上、予防規程に定めなければならない事項として、正しいものを1つ選べ。
1 危険物の保安に関する業務を管理する者の職務および給与に関すること
2 危険物取扱者が、旅行、疾病その他の事故によってその職務を行うことができない場合にその職務を代行する者に関すること
3 製造所等の補修等の費用に関すること
4 化学消防自動車の設置その他自衛の消防組織に関すること
5 地震が発生した場合および地震に伴う津波が発生し、または発生するおそれがある場合における避難場所及び避難経路に関すること
⇒ 解答・解説問題15(屋外貯蔵所で貯蔵できない危険物)
次のうち、法令上、屋外貯蔵所で貯蔵し、又は取り扱うことができない危険物はいくつあるか
鉄粉 三硫化リン 灯油 硫黄 重油 引火性固体(引火点が0℃以上のもの) エチルアルコール 酸化プロピレン アセトン
1 1つ
2 2つ
3 3つ
4 4つ
5 5つ
⇒ 解答・解説問題16(予防規程)
予防規程についての記述で、次のうち正しいものを1つ選べ。
1 危険物保安統括管理者と危険物保安監督者は、予防規程を定め、市長村長等の認可を受けなければならない
2 予防規程の内容は、危険物の貯蔵、取扱いの技術上の基準に適合していなければならない
3 予防規程を変更したときは市町村長等に届け出なければならない
4 予防規程には、火災発生時における給水維持のため、公共水道の制御弁開閉に関することを定めなければならない
5 製造所等の所有者及び従業者は、予防規程に定められている内容を守るよう努めなければならない
⇒ 解答・解説問題17(保有空地)
法令上、製造所等の建築物の周囲に保有しなければならない一定の空地(以下「保有空地」という)について、次のうち正しいものはどれか。ただし、特例基準を適用する場合を除く。
1 製造所等の種類が同じであれば、貯蔵し、又は取り扱う危険物の指定数量の倍数によらず、保有空地の幅は一定である
2 貯蔵し、又は取り扱う危険物の品名によって、保有空地の幅は定められている
3 屋内タンク貯蔵所は、保有空地を必要とする
4 屋内貯蔵所は、保有空地を必要とする
5 給油取扱所は、保有空地を必要とする
⇒ 解答・解説問題18(消火設備)
法令上、消火設備について誤っているものを次のうちから1つ選べ。
1 屋内消火栓設備は、第1種消火設備である
2 泡消火設備は、第2種消火設備である
3 消火粉末を放射する大型消火器は、第4種消火設備である
4 電気設備に対する消火設備は、電気設備のある場所の面積100㎡ごとに1個以上設ける
5 地下タンク貯蔵所には、第5種の消火設備を2個以上設ける
⇒ 解答・解説問題19(屋外貯蔵タンクの防油堤)
法令上、屋外貯蔵タンクの防油堤の基準について正しいものを1つ選べ。
1 防油堤の高さは、1m以上とすること
2 防油堤内の面積は10万㎡以下とすること
3 防油堤の容量は、タンク容量の110%以上とすること
4 一つの防油堤内に2以上のタンクがある場合は、合計タンク容量の110%以上とすること
5 防油堤は、周囲が構内道路に接するように設けてはならない
⇒ 解答・解説問題20(製造所等の変更の手続き)
法令上、製造所等の位置、構造又は設備を変更する場合の手続きについて正しいものを1つ選べ
1 変更計画書について市長村長等の認可を受けてから変更の工事に着手する
2 市町村長等の許可を受けてから変更の工事に着手する
3 変更の工事をしようとする日の10日前までに、市町村長等に届け出る
4 変更の工事に着手した後、市町村長等にその旨を届け出る
5 変更の工事に係る部分が完成した後、直ちに市町村長等の許可を受ける
⇒ 解答・解説問題21(製造所等の設置の手続き)
法令上、第4類危険物の屋外タンク貯蔵所を設置する場合の手続きの流れとして正しいものを選べ
1 設置許可申請→許可→工事開始→完成検査前検査→工事完成→完成検査申請→完成検査→完成検査済証交付→使用開始
2 工事着工前審査→承認→工事開始→工事完成→完成検査申請→完成検査→完成検査済証交付→使用開始
3 設置届提出→工事開始→工事完成→完成検査申請→完成検査→完成検査済証交付→使用開始
4 設置許可申請→許可→工事開始→工事完成→完成検査申請→完成検査→使用開始→完成検査済証交付
5 工事計画書提出→認可→工事開始→工事完成→完成検査申請→完成検査→完成検査済証交付→使用開始
⇒ 解答・解説問題22(製造所等の手続き)
製造所等の手続きについて、法令上正しいもののみの組み合わせはどれか
① 危険物の品名は変更せず、数量と指定数量の倍数のみを変更する場合は、市長村長等に遅滞なく届け出る
② 危険物の品名、数量または指定数量の倍数を変更しないで、屋内タンク貯蔵所の位置、構造または設備を変更する場合は許可の手続きが必要である
③ 製造所等の譲渡または引き渡しの届出は、許可を受けた者の地位を承継した者が遅滞なく届け出る
④ 屋外貯蔵所において、貯蔵している重油を軽油に変更する場合は、10日前までに市長村長等に届け出る
⑤ 危険物施設保安員を選任した場合は、市町村長等に遅滞なく届け出る
1 ( ① ② ③ )
2 ( ① ② ④ )
3 ( ② ③ ④ )
4 ( ② ④ ⑤ )
5 ( ③ ④ ⑤ )
⇒ 解答・解説問題23(市長村長等への届け出)
次の行為のうち、法令上、市町村長等に対して届け出をしなければならないものはいくつあるか
① 製造所等の予防規程を定めた
② 危険物施設保安員を選任した
③ 危険物保安監督者を選任した
④ 製造所等の就業規則を変更した
⑤ 製造所等の譲渡を受けた
⑥ 危険物取扱者を新たに採用した
⇒ 解答・解説問題24(製造所等の手続き)
法令上、製造所等の申請手続きについて正しいものを1つ選べ
1 製造所等の位置、構造または設備を変更するときは、消防長または消防署長に許可を申請する
2 危険物保安統括管理者を選任したときは、市長村長等に遅滞なく届け出る
3 指定数量以上の危険物を製造所等以外の場所で10日以内の期間仮貯蔵するときは、市長村長等に承認を申請する
4 製造所等の位置、構造または設備を変更しないで取り扱う危険物の品名、数量または指定数量の倍数を変更したときは、市長村長等に遅滞なく届け出る
5 製造所等を廃止するときは、市長村長等に10日前までに届け出る
⇒ 解答・解説問題25(仮使用の手続き)
法令上、製造所等の完成検査を受ける前に当該製造所等を仮使用するときの手続きとして正しいものを選べ
1 変更の工事が完成した部分ごとの使用について、市町村長等に許可申請をする
2 変更の工事に係る部分以外の部分の使用について、市長村長等に許可申請をする
3 変更の工事に係る部分以外の部分の全部又は一部の使用について、市町村長等に承認申請をする
4 変更の工事に係る部分以外の部分の全部又は一部の使用について、所轄消防長又は消防署長に承認申請をする
5 変更工事に係る部分の緊急使用について、所轄消防長又は消防署長に承認申請をする
⇒ 解答・解説問題26(仮使用)
法令上、製造所等を仮使用するときに該当する手続きとして正しいものを選べ
1 屋内貯蔵所の一部の変更工事に伴い、変更工事に係らない部分を市町村長等の承認を受けて使用した
2 一般取扱所である変電所の変圧器に市町村長の承認を受けて、絶縁油を注油した
3 屋外タンク貯蔵所の変更工事のため、貯蔵されている灯油及び重油を貯蔵所内の空地に市町村長等の承認をうけて一時保管した
4 地下タンク貯蔵所の定期点検のため、タンク内に入っている重油を市町村長等の承認を受けて抜き取り、点検を行った
5 給油取扱所の専用タンクの定期点検のため、ガソリンを入れたまま窒素ガス等により圧力を加え検査を行った
⇒ 解答・解説問題27(製造所等の許可の取り消し)
法令上、市町村長等が製造所等の許可を取り消すことができる場合として、誤っているものを1つ選べ
1 変更の許可を受けないで、一般取扱所の構造及び設備を変更したとき
2 地下タンク貯蔵所の定期点検を実施していないとき
3 製造所に対する修理、改造命令に違反したとき
4 完成検査を受けることなく屋外タンク貯蔵所を使用したとき
5 危険物の貯蔵、取り扱い基準の遵守命令に違反したとき
⇒ 解答・解説問題28(使用停止命令)
以下の①~⑤について、法令上、市町村長等が製造所等の使用停止命令を出すことができる場合に該当するものの組み合わせとして正しいものを1つ選べ
①定期点検を行わなければならない製造所等において、それを期限内に実施していない場合
②危険物施設保安員を定めなければならない事業所等において、それを定めていない場合
③危険物保安監督者を定めなければならない事業所等において、それを定めていない場合
④製造所等で危険物の取扱作業に従事している危険物取扱者が、免状の書き換えをしていない場合
⑤完成検査を受けることなく製造所等を使用した場合
1 ① ② ③
2 ① ② ④
3 ① ③ ⑤
4 ② ③ ④
5 ③ ④ ⑤
⇒ 解答・解説問題29(使用停止命令)
法令上、市町村長等が製造所等の使用停止命令を出すことができる場合に該当しないものを1つ選べ
1 危険物の取扱作業に従事している危険物取扱者が、危険物の取扱作業の保安に関する講習を受けていないとき
2 特定の製造所にあって定期点検を行わず、又はその記録の作製、保全を怠ったとき
3 製造所等の位置、構造又は設備を無許可で変更したとき
4 製造所の修理、改造又は移転の命令に違反したとき
5 危険物保安監督者を定めなければならない製造所等において、これを定めていないとき
⇒ 解答・解説問題30(製造所等の許可の取り消し)
法令上、市町村長等が製造所等の許可を取り消すことができる場合に該当するものを1つ選べ
1 特定の製造所等であって、危険物保安監督者を定めていないとき、または定めていても、その者に危険物の取扱作業に関する保安の監督をさせていないとき
2 製造所等の譲渡又は引渡しを受けて、その旨を届け出なかったとき
3 完成検査を受けないで製造所等を全面的に使用したとき
4 危険物の貯蔵、取扱基準の遵守命令に違反したとき
5 危険物保安監督者に対する解任命令に応じなかったとき
⇒ 解答・解説問題31(修理・改造・移転の命令)
法令上、市町村長等が製造所等の修理、改造又は移転を命じることができるものを1つ選べ
1 移動タンク貯蔵所による危険物の移送方法が法令に定める基準に適合していないとき
2 製造所における危険物の貯蔵及び取り扱いの方法が法令に定める技術上の基準に適合していないとき
3 公共の安全の維持又は災害の発生の防止のため緊急の必要があると認められたとき
4 製造所等の位置、構造及び設備が法令に定める技術上の基準に適合していないとき
5 製造所等の位置、構造及び設備を変更しないで、貯蔵し、又は取り扱う危険物の数量を減少したとき
⇒ 解答・解説問題32(市町村長等の命令)
法令上、製造所等又は危険物の所有者に対して、市町村長等が発令することができる命令として、誤っているものを1つ選べ
1 製造所等の緊急使用停止命令
2 危険物施設保安員の解任命令
3 無許可貯蔵等の危険物に対する除去命令
4 危険物の貯蔵、取扱基準の遵守命令
5 予防規定変更命令
⇒ 解答・解説問題33(法令違反と命令)
法令上、製造所等の法令違反と、それに対する市町村長等の命令の組み合わせとして正しいものを1つ選べ
1 危険物施設保安員を選任していないとき → 使用停止命令
2 製造所等の位置、構造及び設備が技術上の基準に違反しているとき → 危険物の貯蔵、取扱基準の遵守命令
3 危険物保安監督者がその責務を怠っているとき → 危険物の取扱作業の保安に関する講習の受講命令
4 危険物の流出その他の事故が発生したときに、所有者等が応急措置を講じていないとき → 応急措置命令
5 危険物の貯蔵又は取り扱いが技術上の基準に違反しているとき → 製造所等の位置、構造及び設備の基準適合命令
⇒ 解答・解説問題34(丙種で取り扱える危険物)
法令上、製造所等において、丙種危険物取扱者が取り扱うことができないものを1つ選べ
1 引火性固体のうち、引火点0℃以上のもの
2 灯油
3 潤滑油
4 第3石油類のうち、引火点が130℃以上のもの
5 第4石油類
⇒ 解答・解説問題35(危険物取扱者以外による取り扱い)
法令上、危険物取扱者以外の者の危険物の取扱について、正しいものを1つ選べ
1 製造所等では、危険物取扱者の立ち合いがあれば、当該危険物取扱者の取り扱える危険物を、危険物取扱者以外の物が取り扱うことができる
2 製造所等では、危険物施設保安員の立ち合いがあれば、危険物を取り扱うことができる
3 製造所等では、危険物取扱者の立ち合いがなくても、指定数量未満であれば危険物を取り扱うことができる
4 製造所等では、第4類の免状を有する乙種危険物取扱者の立ち合いがあっても、第2類の危険物の取り扱いはできない
5 製造所等以外の場所であっても、指定数量の5分の1以上の危険物を取り扱う場合は、市町村条例に基づき危険物取扱者の立ち合いが必要である。
⇒ 解答・解説問題36(危険物取扱者免状)
法令上、危険物取扱者免状について、正しいものを1つ選べ
1 免状の種類には、甲種、乙種(第1類~第6類)及び丙種(第1類~第6類)がある
2 危険物取扱作業に従事する危険物取扱者は、移動タンク貯蔵所に乗車して危険物を移送している場合を除き、免状を携帯していなければならない
3 免状の交付を受けている者が、法又は法に基づく命令の規定に違反しているときは、市長村長等から免状の返納を命じられることがある
4 免状を亡失してその再交付を受けた者が、亡失した免状を発見したときは、これを遅滞なく、再交付を受けた都道府県知事に提出しなければならない
5 免状の汚損又は破損により再交付の申請をする者は、申請書に当該免状を添えて提出しなければならない
⇒ 解答・解説問題37(危険物取扱者免状の書き換え)
法令上、危険物取扱者免状の書き換えが必要な事項として、正しいものを1つ選べ
1 現住所が変わったとき
2 勤務地が変わったとき
3 氏名が変わったとき
4 免状の写真が5年を超えたとき
5 本籍地の属する都道府県を変えずに市町村を変えたとき
⇒ 解答・解説問題38(危険物取扱者免状の再交付・書き換え)
法令上、危険物取扱者免状の再交付・書き変え手続きの申請先として正しい記述を1つ選べ
1 再交付は、免状を交付した都道県知事、又は居住地の都道府県知事に申請する
2 再交付は、免状を書き変えた都道府県知事、又は居住地の都道府県知事に申請する
3 書き変えは、免状を交付した都道府県知事、本籍地の都道府県知事、又は居住地の都道府県知事に申請する
4 書き変えは、免状を交付した都道府県知事、居住地の都道府県知事、又は勤務地の都道府県知事に申請する
5 書き変えは、本籍地の都道府県知事、居住地の都道府県知事、又は勤務地の都道府県知事に申請する
⇒ 解答・解説問題39(危険物取扱者免状の返納)
法令上、免状の返納を命じることが出来る者は、次のうちどれか
1 勤務地のある市長村長
2 本籍地の市町村長
3 免状を交付した都道府県知事
4 免状を再交付した都道府県知事
5 勤務地のある都道府県知事
⇒ 解答・解説問題40(保安講習の受講対象者)
法令上、危険物の取扱作業の保安に関する講習の受講対象者は次のうちどれか
1 すべての危険物取扱者
2 製造所等で危険物の取扱作業に従事しているすべての者
3 製造所等で危険物の取扱作業に従事している危険物取扱者
4 危険物保安監督者及び危険物保安統括管理者
5 危険物保安監督者及び危険物施設保安員
⇒ 解答・解説問題41(保安講習の受講義務)
危険物の取扱作業の保安に関する講習について正しいものを選べ
1 法令の規定に違反した危険物取扱者に対し、市長村長等が受講を命じる講習である
2 受講義務のある危険物取扱者は、原則として3年に1回受講しなければならない。
3 現に、製造所等において、危険物の取り扱い作業に従事していない者は、免状の交付を受けた日から10年に1回の免状の書換えの際に講習を受けなければならない
4 講習を受けなければならない危険物取扱者が、講習を受けなかった場合は、市長村長等から免状の返納を命ぜられることがある
5 製造所等で危険物を取り扱っていても、丙種危険物取扱者の場合は、受講が義務付けられていない
⇒ 解答・解説問題42(保安講習の受講時期)
免状の交付を受けた後3年間、危険物取扱い作業に従事していなかった者が、新たに危険物の取扱いに従事することになった場合、危険物の取扱作業の保安に関する講習の受講時期として、正しいものを選べ
1 従事を開始する前に受講しなければならない
2 従事することとなった日から1年以内に受講しなければならない
3 従事することとなった日から2年以内に受講しなければならない
4 従事することとなった日から3年以内に受講しなければならない
5 従事することとなった日から4年以内に受講しなければならない
⇒ 解答・解説
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿