生物 汎兮堂箚記

汎兮堂箚記 #11 『へんな古代生物 special edition』(北園大園)

  書名 『へんな古代生物 special edition』(電子書籍版) 著者 北園大園 刊行 株式会社彩図社 2012年8月発行(電子版)(紙書籍単行本は2009年8月発行) メモ 著者は古生物の専門家ではありませんが、古生物の奇妙さに興味を持ち、古生物に関する書籍をいろいろ...

汎兮堂箚記 歴史

汎兮堂箚記 #10 『火付盗賊改 ― 鬼と呼ばれた江戸の「特別捜査官」』(高橋義夫)

  書名 『火付盗賊改 ― 鬼と呼ばれた江戸の「特別捜査官」』(電子書籍版) 著者 高橋義夫 刊行 中央公論新社 2019年8月発行(電子版)(紙書籍単行本は2019年2月発行) メモ 著者の言う通り、火付盗賊改(火盗改)という江戸幕府の役職を、池波正太郎の『鬼平犯科帳』や『雲霧...

汎兮堂箚記 歴史

汎兮堂箚記 #9 『オスマン帝国 ― 繁栄と衰亡の600年史』(小笠原弘幸)

  書名 『オスマン帝国 ― 繁栄と衰亡の600年史』(電子書籍版) 著者 小笠原弘幸 刊行 中央公論新社 2019年9月発行(電子版)(紙書籍単行本は2019年3月発行) メモ オスマン帝国(かつて用いられていた「オスマン=トルコ」という名称は現在はあまり用いられない)自体は、...

汎兮堂箚記 歴史

汎兮堂箚記 #8 『室町の覇者 足利義満 ― 朝廷と幕府はいかに統一されたか』(桃崎有一郎)

  書名 『室町の覇者 足利義満 ― 朝廷と幕府はいかに統一されたか』 著者 桃崎有一郎 刊行 発行:筑摩書房 2020年1月 メモ タイトルのとおり、本書の主役は足利義満ですが、実際に描かれているのは室町幕府の成立前史から足利義教(第6代将軍)の時代までの長きにわたっています。...

汎兮堂箚記 文学

汎兮堂箚記 #7 『平野五岳詩選訳注』(河内昭圓)

書名 『平野五岳詩選訳注』 著者 河内昭圓 刊行 発行:日田専念寺 発売:朋友書店 平成22年10月発行 メモ 平野五岳(1809~1893)は幕末から明治を生きた僧侶で、豊後日田(大分県日田市)の真宗東本願寺派専念寺の住職をつとめながら、詩・書・画に非凡な才能をあらわして「三絶...

汎兮堂箚記 歴史

汎兮堂箚記 #6 『ナポレオン四代 ― 二人のフランス皇帝と悲運の後継者たち』(野村啓介)

書名 『ナポレオン四代 ― 二人のフランス皇帝と悲運の後継者たち』(電子書籍版) 著者 野村啓介 刊行 中央公論新社 2019年6月発行(電子版)(紙書籍単行本は2019年2月発行) メモ ナポレオン1世と3世は歴史の教科書にも出てくるので広く知られていますが...

汎兮堂箚記 歴史

汎兮堂箚記 #5 『ヴィルヘルム2世 ― ドイツ帝国と命運を共にした「国民皇帝」』(竹中亨)

書名 『ヴィルヘルム2世 ― ドイツ帝国と命運を共にした「国民皇帝」』(電子書籍版) 著者 竹中亨 刊行 中央公論新社 2019年6月発行(電子版)(紙書籍単行本は2018年5月発行) メモ 老宰相のビスマルクを罷免してその外交政策を破棄し、帝国主義政策を推...

汎兮堂箚記 歴史

汎兮堂箚記 #4 『桂太郎 ― 外に帝国主義、内に立憲主義』(千葉功)

書名 『桂太郎 ― 外に帝国主義、内に立憲主義』 著者 千葉功 刊行 中央公論新社 2020年4月発行(電子版)(紙書籍は2012年5月発行) メモ この本の紙書籍版が発行されたのは、2012年5月です。そのため、巻頭の「はじめに」はこんな言葉で始まります。 明治から現...

汎兮堂箚記 歴史

汎兮堂箚記 #3 『キーワードで読む「三国志」』(井波律子)

書名 『キーワードで読む「三国志」』(電子書籍版) 著者 井波律子 刊行 株式会社潮出版社 2019年7月発行(電子版)(紙書籍単行本は2011年2月発行、文庫本は2019年7月発行) メモ 2020年は曹操没後1800年にあたるということもあって、...

汎兮堂箚記 歴史

汎兮堂箚記 #2 『無私の日本人』(磯田道史)

書名 『無私の日本人』(電子書籍版) 著者 磯田道史 刊行 株式会社文藝春秋 2016年3月発行(電子版)(紙書籍単行本は2012年10月発行) メモ 古文書読解の達人磯田道史先生の手による「穀田屋十三郎」「中根東里」「大田垣蓮月」という3編からなる短...

経済 資産 歴史

2020年版世界長者番付と人類史上最大の富豪

今年もForbes誌が世界長者番付(10億ドル以上の純資産を持つ資産家=Billionaireビリオネアのリスト)を発表したので、内容を見てみました。 https://www.forbes.com/billionaires/ 億万長者にもコロナの影響 新型コロ...

ことわざ 文化

「早起きは三文の徳」の由来とされる「早起三朝當一工」について

「早起きは三文の徳」という諺を題材にした漢詩を作った際に、この諺について少し調べたのですが、その過程で、WEBサイトというものはいかにいい加減なものが多いか痛感させられたので、多少の怒りをこめてこの記事を書きます。 『宋樓鑰詩』という書物?? 「早起きは三文の徳」と...

汎兮堂箚記 歴史

汎兮堂箚記 #1 『諡 天皇の呼び名』(野村朋弘)

書名 『諡 天皇の呼び名』(電子書籍版) 著者 野村朋弘 刊行 中央公論新社 2019年6月発行 メモ 「天皇の呼び名」というテーマを正面から取り上げた、これまでありそうでなかった内容の本です。子供のころからの疑問が次々と解き明かされていく...

イベント 神戸

「神戸帆船フェスティバル2017」レポート - 国内外の帆船が神戸港に

7月15日(土)から「海フェスタ神戸」が開幕し、各種イベントが始まりました。 「海フェスタ」は「海の日」の意義を再認識するために、毎年、「海の日」を中心とする約1週間程度の期間、開催されるイベントです。「海の日」がハッピーマンデー制度によって7月第3月曜日となった2003年(...

歴史

読売新聞の記事がおかしい - 孝明天皇の崩御が「1866年12月25日」????

昨日(5月19日)、政府が天皇陛下の退位に関する可能にする特例法案を閣議決定し、国会に提出しました。これを受けて、読売新聞も今日(5月20日)の朝刊紙面で退位に関する特集記事を掲載しています。今朝、トイレでその記事を読んでいて、おかしなことを書いていることに気付きまし...

伝統 文化

Googleカレンダーによると今年(2017年)の立春は2月3日?

もうだいぶ過ぎてしまいましたが、今年(2017年)の立春は2月4日でした。立春の前日、2月3日が節分で、皆さん、恵方巻きを頬張ったり、豆まきをしたり、鬼のお面をかぶって豆をぶつけられたりしたことでしょう。 ところで私はスケジュール帳兼簡易日記としてGoogleカレンダ...

歴史

歴史上の「丁酉(ひのとのとり)」の年を振り返ってみる

「干支」について説明した記事の最後で予告したとおり、過去の「丁酉」の年に起こった出来事を振り返ってみることにします。 ・ 「干支」について - 十干×十二支=干支 1177年(安元3年) 鹿ケ谷の陰謀 後白河法皇とその側近らが平家打倒を計画したとされる事件です。...

伝統 文化 歴史

「干支」について - 十干×十二支=干支

年末年始は一年の中で最も「えと」が注目される時期です。現在の日本では「えと」というのはもっぱら「十二支」のことだけを指すようになっていますが、本来は「えと」は「干支」であり、文字通り「十干」と「十二支」の組み合わせのことを言います。 十干:甲(コウ/きのえ)・乙(オツ...

伝統 文化 歴史

天皇の生前退位の歴史を振り返る

先日、天皇陛下が生前退位の意向を示されたという報道がなされ、様々な議論を呼んでいます。実際に退位の意向を示されたのかどうか、事実は我々には知る由もありませんが、この際、天皇の生前退位の歴史を振り返ってみるのも無駄ではないかと思います。 最初と最後の生前退位 乙巳の...

文化 名前 歴史

氏(うじ)・姓(かばね)・名字(みょうじ)・実名(じつみょう)・仮名(けみょう)- 日本人の名前の歴史

子供のキラキラネームが話題になったりする昨今ですが、日本人の名前について知られていないことも多いので、このページでまとめてみようかと思います。 氏と姓 いきなりですがクイズです。 源頼朝は「みなもと の よりとも」なのに、なぜ足利尊氏は「あしかがたかうじ」であ...