御代がわり連休初日の4月27日(土)、シンポジウムを観覧するため京大に行ったついでに、京大総合博物館も観覧してきました。


京大総合博物館は、その名のとおり、京大が開学以来100年以上にわたって収集してきた貴重な学術標本資料260万点を収蔵する、日本最大規模の大学博物館です。


京大にはもともと大正時代から「文学部陳列館」という施設があり、史学、地理学、考古学関連を中心に文化史関連資料の収蔵、研究をおこなっていました。昭和の終わりに老朽化した文学部陳列館が改築されて「文学部博物館」として生まれ変わったのを機に、理学部や農学部などが収集してきた自然史関連の学術標本資料、工学部などの所蔵する技術史関連の学術標本資料をも含む「総合博物館」設立の機運が高まり、文学部博物館を拡充する形で、平成13年に「京大総合博物館」が開館しました。


館内は写真撮影可能ですが、フラッシュや動画撮影は禁止です。


常設展の内容は、設立の経緯を反映して、「自然史」「文化史」「技術史」の三部門に別れています。貴重な資料がいっぱいありすぎて、何を紹介したらいいのか迷いますが、とりあえず、ブログ映えするものを中心にご覧いただきましょう。


自然史

まずは鉱石がずらり。


これは巨大な水晶。「日本式双晶」というハート型の形態をした結晶です。


化石といえば、三葉虫。


これはカンブリア紀の海の王者、アノマロカリス。


右がアジアゾウ、左がナウマンゾウの頭骨。


京大の調査隊が発見した化石類人猿「ナチョラピテクス」の骨格標本。


京大の芦生演習林で採集されたモグラやネズミたち。


京大が調査をおこなったマレーシアのランビル国立公園の熱帯雨林が館内に再現され、巨木が2階までそびえ立っています。



東南アジアのクワガタやカブトムシが勢揃い。テンション上がります。



技術史

機械工学の知識はないのですが、こういうのを見ていると、機械の美しさを感じます。



この遊星歯車は実際に手で回すことができますよ。


文化史

ここには有名人たちの書状が目白押しです。全部複製ですが。


これは徳川家康。


これは豊臣秀吉。


これは織田信長。有名な「天下布武」の朱印が見えます。


これは伊達政宗。有名なセキレイの花押が書かれていますね。セキレイの目に穴が開いているかどうか気になりましたが、そもそもどこが目なのかがわかりません。穴らしきものも見当たらず。


縄文土器


弥生土器


埴輪


ほかにも貴重な展示物がたくさんありましたが、切りがないのでこの辺で終わりにしましょう。もっと見たいという方は京大総合博物館へ。開館時間は9:30~16:30(入館は16:00まで)。月曜・火曜は休館日です。