【新商品で幅狭窓枠でも施工可能に】内窓施工第2弾!!【補助金まだ間に合う?】
残された昭和窓
- バカ者!たとえ10万いや20万の金額が必要になろうと 内窓は絶対施工せんならん!
どうも、東郷元帥から智謀湧くがごとしと評された秋山真之です。ウソです。でも父親の旧姓は秋山です(だから何だ)。
5月にリビングの出窓とトイレ・洗面所に内窓を施工しましたが、実はまだキッチンの窓と寝室の掃き出し窓が未施工です。
寝室については、物置として使っているだけでそこで生活していないので優先順位が低いと考え、5月の時点では施工しませんでした。キッチンのほうは昨冬さんざん冷気に悩まされたので施工したかったのですが、窓額縁の幅(通常70mm以上必要)が足りなくて施工できなかったのです(※窓額縁の幅が足りない場合、ふかし枠をつける方法がありますが、うちのキッチン窓は窓額縁の「厚み」が足りず、ふかし枠をつけることも不可能です)。
狭い窓額縁でも施工可能な内窓の登場
ところが、今年の夏ごろ、パナソニックが新しく発売した内窓は幅55mmの窓額縁でも施工できるという情報をネットで見つけ、これならうちのキッチン窓にも施工できるのではと思い、施工を検討するようになりました。新商品ということもあり、カインズの大幅割引があった前回に比べれば費用が高くなることが予想されましたが、どうせやるなら補助金(先進的窓リノベ2025)が使える今のうちにやっておいたほうが得です。いろいろ考えた挙句、ともかく施工可能かどうかをはっきりさせようと考え、Panasonicリフォームクラブのお店に連絡を取り、現地調査をしてもらうことにしました。
現地調査に来てもらったのは、結局10月になってから。調査の結果は、「施工可能」でした。補助金はまだ利用可能かについても確認したところ、「確約はできないが、現時点でまだだいぶ余っているようなので、まず大丈夫だと思う」との回答でした。
ここでついに決心し、キッチン窓そして寝室の掃き出し窓も一緒に施工してしまうことにしました。これにより、この家の窓はすべて内窓が施工されることになります。
ただ、予想外だったのは、施工する商品がパナソニックの内窓ではなかったこと。薦められたのはYKKAPの「ウチリモ」という商品で、この商品は窓額縁の幅が最小47mmで施工可能だといいます(内窓の幅自体は58mmあるものの、最大11mmまで持ち出し可能なため)。
Panasonicリフォームクラブのお店なので当然パナソニックの商品を薦めてくるものと思っていたのですが、その辺の事情はよくわかりません。僕としては施工できるならどこのメーカーのものでもかまいません(断熱性能についてはほとんど変わらないんじゃないですかね)。
お金はかかるが仕方ない
というわけで後日受け取った見積もりがこんな感じです。
予想通り、5月の内窓施工より高い金額ですが、補助金なしで比較すると、約23万と約18万ですから、桁違いに高いというわけでもありません。寝室掃き出し窓の面積の大きさ、狭い幅に納まる新商品であることを考慮すれば、このくらい高くなるのは仕方ないでしょう。
5月のカインズの時は、合計代金から補助金見込み額を差し引いた金額だけを支払い、後日補助金がカインズに直接支払われるという仕組み(つまりカインズは代金を、僕と補助金から受け取る)でしたが、今回は代金はすべて僕がいったん支払い、後日補助金が下りたら業者から僕の口座に入金される(つまり返金される)という仕組みです。制度的にはどちらでも可能なようです。僕の観点からすると一時的な支払い金額は大きくなりますが、後で補助金で返ってくるなら同じことです。
なお、寝室掃き出し窓の窓額縁の幅は十分あるので、ウチリモでない従来品でも施工できそうですが、キッチン窓と一緒にウチリモで揃えたほうがよさそうだったので、寝室掃き出し窓もウチリモにしました。ウチリモの性能証明書は以下のとおりです。
プロも苦戦する難施工
その後、日程調整を経て、11月に入り、ついに施工。ただ、今回のキッチン窓は、その上部に吊戸棚が覆いかぶさっている状態で、素人目に見ても施工しにくそうだったのですが、予想通りかなり苦戦されていました。施工しにくいからといって余分な代金を支払っているわけではなく、それだけに「くそっ」「ダメか」「先に留めてまうか」と大変そうな独り言が聞こえてくるたびに申し訳ない気持ちになります。
とはいえ、そこはプロなので、なんだかんだありながらも、1時間余りで無事に施工完了。
こちらが悪戦苦闘の跡を見せない端正な仕上がりとなったキッチンの内窓です(翌朝になってから撮影)。ちなみに写真の端に見えているごちゃごちゃしたものは施工時には当然一時撤去しています。施工の邪魔をしたのはこれらではなく、上方から覆いかぶさっている吊戸棚です。見るからにやりにくそうなのがわかると思います。
下画像は寝室の掃き出し窓の内窓です(これも翌朝になってから撮影)。こちらは比較的順調に行きましたが、ただ、窓額縁に歪みがあったため調整のため内窓下枠と窓額縁の間にシリコンを入れてあるので、施工後24時間くらいは動かさないほうがいいとのこと。
5月の内窓のときにも書きましたが、断熱性能云々の前に、見た目が綺麗になる効果がテキメンです。年季の入った昭和窓を令和の内窓が覆い隠すことによって、リフォーム後も残存していた築古マンションの昭和感を一掃することができました。これが次回売却時に必ず活きてくるはずです。補助金でかなり抑えられたとはいえ、前回・今回の内窓施工でかなりの出費になりましたから、その分は売却時に取り戻さなければいけません。
性能面で驚いたのは、防音性の高さです。寝室掃き出し窓は大通りに、キッチン窓は電車の路線に向いています。騒音源のすぐ近くというわけではないものの、昭和窓だけの時はそれなりに音が聞こえてきていたのですが、施工後、全く聞こえなくなりました。本当に全くです。僕自身は騒音はほとんど気にならない(というより音があったほうが落ち着く)性格なので防音については特に必要性を感じていなかったのですが、騒音が気になるという人にとっては、この防音性はかなり大きなポイントになるかもしれません。
僕が重視する断熱性については、まだ本格的な寒さが到来していないのでわかりませんが、ともかくも冬本番の前にすべての窓の内窓施工が完了して一安心です。エルサのように「Let the storm rage on!(嵐よ、吹き荒べばいい!)」と歌いたくなります。
あとは無事に補助金が下りるのを祈るのみ(これが一番大事)。











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